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TOEICのスコアが伸びやすい人

TOEIC

多くの人がTOEICのスコアアップに挑戦しますが、なかなかスコアが伸びないという人もいます。しかし、これまでの数多くのTOEIC学習者を指導してきた経験から、TOEICのスコアが伸びやすい人がいます。

今回は、そんなTOEICのスコアが伸びやすい人の特徴や実践している勉強方法について解説します。TOEICのスコアアップに取り組んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

TOEICのスコアが伸びやすい人の特徴

1.単語を根気よく覚える

TOEICのスコアが伸びやすい人は、あきらめずに継続して単語を覚えることができます。最初にほとんどの人は単語を覚えることが苦手と言いますが、単語を知っていれば解ける問題があることにだんだん気づき、単語を覚えることの重要性を理解していきます。

特に覚えにくい単語を翌日忘れることは珍しいことではありません。覚えにくい単語は繰り返し触れることによって記憶に定着していきますのであきらめず継続することが大切です

TOEICのスコアが伸びやすい人は、単語を覚えるために様々な工夫をしています。例えば、通勤・通学中に単語帳やスマホアプリを使って隙間時間を有効活用して単語を覚えることが挙げられます。また、覚えにくい単語を書いた付箋を部屋の壁に貼って毎日触れるようにする人もいます。

2. 自習時間を確保する

TOEICのスコアが伸びやすい人は、いろいろな工夫をして自習時間を確保しています。TOEIC対策などの英語学習では、十分な自習時間を確保することはとても大切です。

自習時間を確保するために、さまざまな工夫をすることができます。例えば、仕事の合間の休憩・昼食時間や通勤・通学の時間などを有効に使って勉強することが挙げられます。また、家族や友人に協力してもらい、時間を作ることもあります。

さらに、自分にとって最適な学習時間を見つけるために、スケジュール帳やカレンダーを見直して計画的にスケジュールを組むこともあります。

ただし、無理な勉強や無理なスケジュールを組むことで疲れやストレスを抱えてしまうとスコアアップに逆効果となってしまうことがあります。自分に合った勉強のペースを見つけて適度な休息をとり、リフレッシュすることも大切です。

3.  問題を解いたとき「なぜ間違えたか?」をはっきりさせていく

TOEICの問題は、内容や形式がある程度パターン化されています。スコアが伸びやすい人は、問題を解いたときに、なぜ間違えたかの原因を確認する傾向があります。

例えば、単語を知らないため間違えた(→この単語を覚えれば正解できる)、知っている単語だけど音声として出てくると理解できなかった(→単語と発音を一致させれば正解できる)など原因を明らかにして課題をつぶしていきます。

こうした作業は地道で単調になりがちですが、積み重ねることで次回同じような問題が出た場合、正解を選べるようになります。

4.  スコアが伸び悩む時期があっても勉強をあきらめないで継続する

スコアが伸び悩む時期があっても勉強をあきらめず、継続的に取り組むことができる人はスコアが伸びやすいです。TOEICのスコアアップは、短期的な努力ではなく、中長期的な取り組みが求められます。そのため、スコアアップに必要な情熱や根気を持ち続けることが重要です。

TOEICの勉強を始めて、最初の段階ではその成果を自覚することは難しいです。伸びが自覚できないため自信をなくすことがよくあります。しかし、ここであきらめずに努力を継続すること大切です。毎日少しずつ学習することで、徐々に自分のスキルアップを実感でき、やる気を維持し、目標スコア達成につなげることができます。

5.  遠回りの勉強をしないでTOEICに直結する問題集を効果的に使う

学習には限られた時間とエネルギーしか使えないため、時間を有効活用することが大切です。つまり、スコアアップに直結しない問題集を解くよりも、効果的な勉強法を選択し、TOEICの傾向に即した問題集を取り組むことが求められます。

例えば、文法に苦手意識がある場合、英文法の参考書を買ってきて一からやってみても、スコアアップに対する効果は限定的です。むしろ、TOEICの文法問題に特化した問題集に取り組む方がはるかに効果的です。

また、同じ問題集を繰り返し解くことが王道の勉強法という方がいますが、必ずしも正しくはありません。8割、9割以上理解できるようになったら、同じ問題集を解くことは効率的ではありません。1冊の問題集である程度学びを終えたら、次の問題集に進むほうが効果的です。

6. リスニングを得点源にできる

TOEIC L&Rの試験では一般的にリスニングのスコアが伸ばしやすいです。この試験傾向を理解し、リスニング力アップに取り組む方はスコアアップを早く達成できます。

日本では、大学受験まで読解、文法の比重が高くリスニングが重視されません。多くの日本人の英語学習者はリスニング練習を本格的にやったことがなく苦手にしています。

リスニングが苦手でも心配しなくて大丈夫です。TOEIC公式問題集の音声などを使って、音読やシャドーイングのトレーニングを積み上げれば、「話される英語」が理解できるようになってきます。

7.  過去に大学受験や英検対策などで英語をしっかり勉強した

過去に大学受験や英検対策などで英語をしっかり勉強した経験がある人はTOEICのスコアが上がりやすい傾向にあります。英検や大学受験対策をしてきた人は文法や語彙、リスニング力やリーディング力など、英語学習に必要なスキルや知識を蓄積しています。

また、英検や大学受験などの試験勉強を経験したことで、英語学習に対する効果的な取り組み方や勉強方法を自分なりに理解しています。例えば、TOEICにおいて重要なリスニング力を養うための方法など、勉強法についても知識を持っていることがあります。

過去の英語学習の経験があればその学習方法を応用して、TOEICの問題傾向を知り、適度な量の問題演習を行うことによってTOEICで目標スコアを達成することはそれほど難しくはありません。

まとめ

今回TOEICでスコアアップしやすい人の特徴を7つ挙げてみました。参考になるやり方、自分の学習に取り入れ可能なものはぜひ試してみてください。

もっと詳しく知りたい、具体的なTOEICの勉強方法について相談したい方はこちらからお問い合わせください。