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【小中高生向け英語の勉強法】 英検を活用して英語力のレベルアップ

小学校における英語教科の本格的な導入や大学入試改革にともない、これまで以上に英語の早期教育に関心が高まっています。

当スクールでも帰国子女やプリスクール(英語幼稚園・保育園)出身者が増えてきており、小学校低学年にもかかわらず高いレベルの英語力をもった子どもたちが学んでいます。

英語にほとんど触れたことがない子どもたちと小さなうちから英語を学んできた子どもたちとの間では、英語力にかなり大きな差があるというのが現実です。このため、先取り英語学習した子どもたちは同級生たちと一緒に参加する学校の授業は簡単すぎて物足りないものだと推測できます。

このような環境の中で同級生より英語ができることに満足して同級生に合わせるような形で英語学習をペースダウンしてしまうと、これまで時間をかけて学んできたメリットが薄れてしまう可能性があります。こうした事態は避けたいというのが正直なところではないでしょうか。

小学校6年、中学1年など、特定の学年の指導要綱で求められる英語力をすでに身につけているのであれば、学校のカリキュラムとは関係なく、独自で英語力を高めるルートを作り、それに従って勉強していく方が将来のためになると考えております。

一方で、現在は同級生と同じレベルかそれ以下の場合だったらどうすべきでしょうか。この場合でも世界で通用する実践的な英語力を本気で獲得したいのであれば、独自の英語勉強ルートは検討すべきだと思います。

この英語学習の独自ルートのひとつが英検を活用しながら勉強を進めることです。

英検を活用するメリット

継続的に英語を学んでいく過程で、具体的な目標を持つことはとても大切です。そしてその具体的な目標達成の期限をもうけることも同様に大切です。

「いつか英語・英会話ができるようになりたい」という漠然とした目標よりも、誰でも理解できるわかりやすい目標、例えば「来年の4月までに英検2級を取る」といった具体的な目標を設定することが、日ごろの学ぶ意識を高めて真の実力を養う近道なのです。

英検は、英語初級者から中級者、さらには上級者まで幅広い英語学習者に対応し、それぞれの級ごとに適切にレベル分けされ、よく考えられた試験です。英検5級や4級から上の3級、準2級、2級、準1級、1級と段階を追って挑戦していけば確実に英語力を上げることができます。

加えて、従来の学校の英語教育で重視されなかったリスニング、スピーキング、ライティングを含めた4技能が英検では試されるので、4技能すべてを意識した勉強ができます。

「英語が早すぎて聞けない」、「簡単な表現すら口から出てこない」という典型的な日本人の弱点を克服する上で、英検を活用してバランスよく「読む」、「聞く」、「話す」、「書く」の4技能を伸ばすべきです。

小中高生は英検2級合格を目指すべし!

英検2級は高卒レベルと言われています。過去問を見る限り、英語の基礎力を身につけた英語学習者が合格できる級だと思います。小学生、中学生、高校生であれば、まず英検2級レベルまで早く到達できるといいと考えています。

英検2級の内容は、英語ができる小学生であれば十分理解できるものが多いので実現可能な目標です。同級生のレベルと関係なく、上の級を目指してどんどん飛び級していけばいいでしょう。

現に小学5年生で準2級、6年生で2級を合格した生徒さんがいますし、さらに英検2級を越えてTOEIC800点まで到達した実績があります。

英検2級レベルまで到達できれば、仕事や学問の分野で実践的に英語を活用する準備ができているというのが個人的な見解です。大学やビジネス現場で要求される英語の基礎力は身についていると考えていいでしょう。

さらに海外留学に向けたTOEFLやIELTS対策へ比較的スムーズに移行でき、国内の企業の多くが採用しているTOEIC L&Rへ容易にシフトできるのではないかと思われます。

小・中学生、高校生は社会人と比べて勉強する時間があります!

多くの社会人の方がTOEIC対策やビジネス英会話などの勉強をしています。しかし、社会人になると仕事に時間が取られ、英語の勉強する時間が限られます。この点で社会人と比べれば、小中学生、高校生は英語の勉強をする時間があります。

さらに語学習得は、一般的に若ければ若いほど有利と言われていますので学校の進度に関係なく進めていくのが有効です。

早めに英検2級合格まで達成できた時のメリット

・海外留学のチャンスが広がる

英検2級まで到達していれば、TOEFL、IELTSといった留学で要求される試験の対策に移行しやすくなります。TOEFL、IELTSは日本人にとって難易度の高い試験ですが、英検2級レベルの実力があれば比較的スムーズに移行できます。

・大学受験時に他の科目に時間をかけられる

高校卒業レベルと言われる英検2級まで早めに合格しておけば、大学受験時に数学、国語、物理、化学、日本史、世界史など他の科目に時間をかけることができます。追い込み段階で他の教科に時間をかけることができるのは大きなメリットです。

・企業で一般的に利用されているTOEICへつながる

多くの企業の新卒採用、中途採用、管理職への昇進などの基準として活用されているTOEICへ移行しやすくなります。英検3級レベルからTOEICへ進む際は大きな壁がありますが、英語の基礎力を身につけて英検2級まで到達していればその壁ははるかに小さなものです。

英検2級レベルまで到達すると、海外留学、ビジネス・学術分野での英語活用など、将来の可能性・選択肢が確実に増えます。当スクールでも今年より本格的に英検対策コースを導入いたしました。体験レッスンは無料ですのでぜひお試しください。

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