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Fの発音「唇を噛むのは間違いなの?!」

Fの発音も日本人が苦手とする音です。唇を噛むのは間違いで、上の前歯を下唇の内側に当てるという解説をときどき見かけます。下唇の内側の位置に上前歯を持っていくのは、私にとってやりづらく、無理やり内側に当てると鼻のあたりに違和感があります。この方法は万人向けでないような気がします。

いろいろネイティブの方たちの発音動画を見ていると、同じように内側の位置に当てるという解説がありますが、ただ単に上の前歯を下の唇に当てるというのもあります。このやり方であれば問題なくできます。

上の前歯が下唇に触れると、「唇の一部を軽く噛んだ状態」になりますので、あながち「唇を噛むのが間違っている」とは言えないでしょう。軽く唇を噛むイメージで上前歯を下唇の上に当てるといったところでしょうか。

ではFを発音するイメージがわかりやすい動画をご紹介いたします。

Pronouncing F Sound | Natural English Pronunciation

カナダ人ネイティブスピーカーの英語での説明ですが、発音のイメージがつかみやすい動画です。47秒あたりに動物のビーバーの話が出てきて「ビーバーフェース」(※ビーバーの歯のイメージ)と言っています。わかりやすい例えですね。

上の歯が少なくとも4本見え、下唇の中央または内側に上の前歯を休める感じがよいと言っています。間違った方法としてありがちなのは下唇の外側を強く噛むことで、これはやってはいけないというアドバイスです。

 

FとVの発音の仕方

ジェイクさんの動画です。Vの発音も入っていますが、FとVは無声音と有声音の違いだけで、口元に関しては同じです。初心者でも理解できるように日本語で説明されています。特に前半の口元の形はとてもわかりやすいですね。